高配当株さがしPart10。今回も継続高配当+成長企業を探していきます。
今回は、医薬品セクターの銘柄となります。
最近(2021.11.5時点)、株価が下がっています。
医薬品業界といえば景気に左右されにくいはず。高配当銘柄としても気になっていたので、株を購入して買うなら今かもと思って調べてみることにしました。
今回は、
(2021.11.5時点)
製薬トップ。シャイアー買収で世界大手。医療用医薬品に力。がん新薬開発強化。
配当利回り:5.5% です。
株主優待はありません。
配当利回り 5.5%(2022.3配当予測)
Yahooファイナンス 配当利回り
で検索。
配当利回り:
5.5%(会社予想)
13位(東証1部)でした。
IR BANKの「配当金の推移」ページの配当利回り
配当利回り 5.5~5.53%(予測)
税引き後 約4.4%
さあ、見ていこう~!
過去の業績チェック
企業分析ツール「IR BANK」を使って過去の業績をチェック!
売上高
評価指標:
・ブレが小さい〇 ジグザグ×
・右肩上がり〇 理想は長年少しずつ右肩上がり◎
EPS(1株当たり利益)
株式投資において最も重要な指標。
ウォーレン・バフェット氏も重要視。
好評価の指標:右肩上がり
EPS(お勉強)
EPS(1株当たり利益)とは~計算式と注意点~
EPS(1株当たり利益)の計算
EPS(円) = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPS(1株当たり利益)は、会社が1年間にあげた利益を発行済株式総数で割って求めます。EPSから何が分かる?
EPS(1株当たり利益)は、株主が持つ1株について一会計期間における会社の成果を示しており、その会社の収益性を分析できる指標です。
EPSは、会社の規模にかかわらず1株あたりの当期利益の大きさを表しているため、値が大きいほど良いとされます。当期の1株当たり利益を前期以前のものと比較することで、会社の収益性や成長度をおおむね把握できます。
また、他社と1株当たり利益を比較することで、会社規模の影響を除外した収益性の分析も可能です。そのため、株式投資で銘柄の比較を行う際にも用いられます。
一般的に、株価は「EPS×PER(株価収益率)」で計算されるため、EPS(1株当たり利益)が上がれば株価も上がり、EPSが下がれば株価も下がります。EPSを見るときの注意点
https://freeway-keiri.com/blog/view/232
EPS(1株当たり利益)を上げるには、利益を上げることが基本になりますが、上記の数式から分かるように発行済株式総数が減少することでも1株当たり利益は上がります。
たとえば、自社株買いや株式併合などで発行済株式総数が減っていれば、EPSの数値が上がっていても業績が上がったと判断することはできません。
また、増資や第三者割当、ストックオプションなどによって発行済株式総数が増えればEPSは下がります。つまり、EPSは単純に会社の利益が上がれば高くなるというものではないということです。
Q.EPSがマイナスの株は危ないでしょうか。
A.テスラも直近までEPSがマイナスでした
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12239710.html
一方で、お家騒動が絶えないバカ塚家具は無能な代取社長を無駄無駄居座らせ続けたせいで大赤字&株価暴落です
この二つのケースの何が違うかと言うと、「業績拡大の為の必要な赤字かどうか」です
即ち、前者は売上は着実に増えているのに、コストがかかり過ぎていたり事業投資を行っている為に営業赤字となってしまっているケースが殆どですが、
一方で時価総額は着実に増えていますし、BPSも増えていくことになります
一方後者は「売上は増えず」「営業赤字も順調に拡大」という無能っぷりを晒しているだけで、
決算書を見れば売上は減り、営業赤字は拡大、BPSも悪化、有利子負債も順調に増えているという、よくこんなクズ企業を上場させ続けているなって嘲笑出来る程度です
従って、EPSがマイナスだからと言っても一概に危険だとは言い切れません
●2015年のEPSマイナスの理由について
自己株式の取得があるときはかなり下がる様子もあるが、一概にそれだけが原因ではない様子。
2015年6月の有報を見ると下記の記述がありました。
これらの特別損失がある。
営業利益率はマイナス。
会社の利益が下がっていることは確かのようです。
営業利益率
指標:5%はほしい。
昨年はすごく良かったけど。。。
自己資本比率
倒産しないかをチェックする指標。高いほど、潰れにくい。
40%以上の中小企業が10年以内に潰れる確率は3.5%
評価指標:
・最低40%以上
・理想は60%以上。安心
・80%以上なら非常に安心
40%まで戻してる!
営業活動によるCF
指標:
1年でも赤字があれば、高配当株には入れられません。
長期的に増加傾向なら◎
現金等
指標:増えていくのが理想です。
1株当たりの配当金
判断指標:
頻繁に配当金の額が減る(減配)
ゼロ円配当になる(無配)
配当金が増えている
きれいやわ。無配、減配なし。増えもしない。10年以上まったくぶれず180円固定。苦しい時もあったのに意地(哲学)を感じます。
配当性向
判断指標:
30~50%なら健全
70%を超えると要注意 ※高過ぎる場合、無理して配当金を出している。
ここ10年間は180円固定の配当金を守るために無理してるようにしか見えない。
一株当たりの配当金180円に固執し過ぎ。無理してるね~。
新薬なんてポンポンできないよね~。
総評
勝手に採点
8項目をそれぞれ5段階で採点
8項目 | 評価 (5段階) | コメント |
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①売上高 | 2 | ブレがほとんどなく安定感はある。 ここ10年、2回しかマイナスない。 そこそこ右肩上がり。昨年、少し落ちてる。 |
②EPS | 1 | 2015年にマイナスがある。 理想の右肩上がりとは異なり。ガタガタ。 |
③営業利益率 | 2 | 昨年は15.93%だが、ここ10年はだいたい7%超えしている。 5%以下も2回あり、マイナスもある。 |
④自己資本比率 | 3 | ここ10年、徐々に減ってきて30%台まで落ちたけど、 昨年40%にもどしてる。 |
⑤営業活動によるCF | 4 | 赤字はない。 2016年はここ10年で一番落ち込んでいるが、 赤字にならず耐えている。 10年間で前年比マイナスが4回あるが、 ここ5年はほぼうなぎのぼり、長期的に増加傾向。 |
⑥現金等 | 2 | ここ10年で6回マイナスがある。 2018年まで減少傾向だったが、ここ3年は増加の傾向。 |
⑦1株当たりの配当金 | 5 | 180円!無配、減配なし。非の打ちどころなし! |
⑧配当性向 | 1 | 無理しすぎ。 ここ10年すべて70%超え赤字や600%超えもある |
総評:20/40点(平均2.5点)
全体的にパッとしない印象です。
無理して高配当を出す企業。
・配当利回りが高い
・倒産の心配は少なそう
・外れ値がたくさんある。
警戒という意味で目が離せない銘柄です。
好評化要素:
・配当利回り、配当金、(直近の)営業利益率、自己資本比率
不安要素:
・ハズレ値の多い項目があること。特にEPSと配当性向。
・今の自分(株式投資初心者)に、外れ値の原因を読み取る力がない。
結論(今の自分として)
老舗企業なのに、案外安定感がないので、目が離せない銘柄です。
結論だけ見る方用のまとめ
長期保有、継続性について | 自己資本比率が40%ぐらい。倒産の心配は低そう。 配当金が一定額で減配無配がない。 |
高配当について | 配当金が超安定している。減配無配がない。 配当性向が高すぎ。無理して頑張って出している。 配当減らすといつ言ってもおかしくない。 EPSや配当性向の外れ値が気になる。 |
企業の成長について | 10年以上前の水準までいってない。 ここ10年、一度下がって、だんだん戻ってきている感じ。 |
以前に少し買っていましたが、最近下がっているので、買い足しました。
参考になればうれしいですが、、
長期保有できそうで、高配当が続きそうな、ずっと付き合っていきたい銘柄を探してます。